1966年、スコットランドの美しいローモンド湖畔に誕生したロッホローモンド蒸溜所は、その特異なローモンドスチルを通じて名を馳せました。
しかしそれだけではありません。
通常のノーマルネックのポットスチルや連続式蒸溜器も有し、さまざまな蒸溜方法によるユニークな原酒を蒸溜しています。
「ロッホローモンド18年」は、蒸溜所が厳選した最高級のオークカスクで、マスタークーパー「トミー・ウォレス氏」によって18年間寝かせられました。
長い歳月をかけて育まれた酒は、芳醇な甘みと贅沢な樽の風味が見事に調和しています。
香りを感じると、青りんごやグレープフルーツの爽やかな香りが鼻先に広がります。
口に含むと、フルボディでありながら洗練されたエレガントなオークの風味が味わいを包み込みます。
そしてピートとスモーキーなニュアンスが複雑に絡み合い、たばこの葉や紅茶の余韻が心地よく残ります。
これこそが、長い熟成によって生まれた真の芸術品と言えるでしょう。
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