■Aroma(香り)
驚くほど複雑な香りの中に、重要な役割を果たした樽一つひとつの存在が感じられる。
グラスからはアロマが次から次へと、まるで整然と秩序を保つかのように立ち上がる。
最初に香るのはリッチなマジパン、続いてクルミ、カスタードプリン、ロクム(トルコ求肥)、ほのかなストロベリー、すみれ、そしてココナッツ。
プラム、洋ナシのシロップ煮、レーズン、グレープフルーツの重厚なフルーツ感に続き、香りがさらに開くにつれて、ウッディなスパイス感、ナツメグ、焦がしたオーク、ローストしたコーヒー豆、そして黒砂糖が現れる。
鼻腔を満たす圧倒的な喜びを堪能し、フレーバーの深淵を探求してほしい。
■Flavour(味わい)
力強さを感じさせるわずかにシャープな味わいを覆うように、サテンのような滑らかなテクスチャーが舌を包み、とろみと丸みを帯びた味わいが口に広がる。
オークの力強さと落ち着きが、いくばくかドライな印象を与えるが、ココナッツ、ロクム、ソフトキャラメル、オレンジのスパイス煮の波が同時に押し寄せ、オークとフルーツの層が柔らかく溶けて混ざり合う。
多彩な要素が絡み合う味わいは、一口堪能するごとに新たな次元の発見をもたらしてくれるだろう。
香りの複雑さに比べるとシンプルな味わいながら、その中に
ウイスキーのアロマを際立たせるうえで欠かせないバランス、テクスチャー、明瞭なスタイルを見いだすだろう。
■Finish(フィニッシュ)
この驚くほど濃密なテクスチャーは、味わいが永遠に続くかのようにいつまでも舌に留まり、余韻を長引かせる。
ローストしたナッツにトロピカルフルーツ、焼きパイナップル、バタースコッチが続き、確かに記憶に残る甘さを紡ぎだす。
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